34.jpgチャリティーゴルフ大会のオークションで、出品されたラグビージャージーを掲げる柳葉敏郎さん=大仙市

2010年06月25日

昨年に続き、大仙市の河川敷でチャリティーゴルフ大会を開きました。ゴールデンウイーク前の平日にもかかわらず、100人が参加してくれました。

1回で終わらず、2回目ができたということは、今後も続けられる可能性が膨らんだということ。それが、うれしいです。コンペの参加者だけでなく、運営を手伝ってくれたスタッフ全員に感謝しています。

悩ましかったのは、受け入れる人数に限りがあることです。参加したいという声はもっと多かったのですが、場所や時間の制約で、大会の規模はこれ以上、大きくできません。せっかく来てくれた人を、おろそかにはしたくない。参加者全員に同じように接したいので、今のところ、この人数が最大限だと考えています。

河川敷でやることにも、こだわっています。ゴルフを始めた当初は、河川敷のコースで腕を磨く人が多い。どんなにうまい人でも、みんな最初があった。その時の初心を思い出してもらいたい、という考えです。

こうやってゴルフができるのも、家族らの協力があればこそ。時間を与えてもらった感謝の気持ちは、忘れてはいけないと思います。チャリティー大会にしているひとつの理由は、その気持ちを形として表したいからです。自分たちだけが楽しんで終わり、じゃなくて、楽しませてもらったお礼がしたかったんです。

    □ □ □

ゴルフの後は会場を移して、オークション大会。商品は、プロ野球選手・コーチら各方面の知り合いにお願いしました。お陰様で、1回目よりも多くの商品が集まりました。

バットやグラブ、ユニホームに帽子。スパイクもありました。たくさんの人が協力してくれ、その集まった力で成し遂げられたこと。本当、ありがたいです。

商品は野球関係だけではありません。昨年、ゴルフボールのCM契約をしていたスポーツメーカーさんに、「差し支えのないところで、協力してもらえたらありがたいんですが」と声をかけさせてもらったら、もう契約が切れてしまっているのにもかかわらず、二つ返事で「もちろんです」と言ってくれました。ありがたいことです。

    □ □ □

オークションで集まったお金は、約120万円。昨年と同様、大仙市の図書館へ寄付することにしました。児童書を中心に860冊の本になります。

昨年は525冊買えたのですが、八つある市立図書館に分配するとなると、1館あたりの数はどうしても少なくなる。昨年、とても喜んでもらえたこともあり、今年も本にすることにしました。

来年はもちろん、3回目の大会を開く予定です。やっぱり、継続は力ですから。続けることの大変さもあるけれど、達成できたときの喜びは大きい。それを分かち合える人が、たくさんいればいるほどいいですね。

      ◇

柳葉敏郎さんの「かだろ」は、毎月第4金曜日に掲載します。

http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000251006250001

arrow
arrow
    全站熱搜

    natsumilin 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()